中日・松坂OP戦初登板|和田一浩氏の感想&キャンプ時の単独インタビュー

3月4日のNHK『サンデースポーツ』で、かつて松坂とバッテリーを組んでいた和田一浩氏がオープン戦の松坂の投球内容に言及。また北谷キャンプでの単独インタビューも放送された。

和田一浩氏
ホームランは打たれましたがボール自体は力があったんじゃないかと思いますし、ちょっと高かったけど全体的には良かったと思います。ここまで順調に来ていますね。
みなさんの中には、彼が速球派というイメージがあると思うんですが、実際は彼はとても器用な投手で変化球も素晴らしいんです。
(ペゲーロがファールを打った映像を見て)カットボールを非常に窮屈に打ってます。(最後の)スライダーのキレもありました。
(山下をチェンジアップで空振り三振に仕留めた映像を見て)投げた瞬間はストレートの軌道で、バッターはストレートが来たと思って振ってます。
このように変化球が非常にいい投手なんです。

NHK『サンデースポーツ』3月4日放送より

スポンサーリンク

和田一浩vs松坂大輔 単独インタビュー(北谷)

松坂投手と和田さんの出会いは20年前でした。
18歳のルーキーとキャッチャー。2001年には開幕戦のバッテリーを務めました。
その和田さんがまず感じたのは・・・。

和田
大輔の表情がすごく楽しそうにキャンプを過ごしているなあというのが第一印象だったんだけど。
松坂
はい。(これまでとの)一番の違いは肩に対する不安の大きさです。
無いわけではないんですけど、昨年よりは少ないっていうのが雰囲気に出ているのかもしれないですね。

和田
3年間一軍の舞台に立てないというのは相当なストレスかなと。
松坂
自分が試合でどう投げようか、投げるためのフォームを作ろうかという前に体がどうにもならないので、全然イメージできなかったです。試合で投げる自分を。
好きな事をやらせてもらっているので、苦しかったとか言うのはどうかなあとは思うんですけど・・・、まあ正常ではなかったと思います。
和田
あの松坂大輔がテスト入団してまで野球をやるっていう、そういう現役に対するこだわりというものは、どういうものがあるんですか?
松坂
夏過ぎてから少し投げられるようになってきましたし、このままリハビリを続けていけば来年はしっかりボールを投げられるようになるんじゃないのかなっていうのが自分の中にあったので・・・。
場所はどこになるのか分からないけど野球は続けようと、その時は決めていました。
他の国でやることも考えましたし、どことも契約できなければ1年間リハビリやトレーニングをして、また次の年にテストを受けようと考えていました。辞めるという選択肢はなかったです。
和田
松坂世代と言われることについては?
松坂
名前が付く以上はその世代の代表だと言われるんですけど、入ったときから常に同世代の選手たちを意識してました。
(他の選手の)プレーや結果を見て常に励まされてきました。プロに入って20年経ちますけど一つの大きなモチベーションでした。
僕はまだまだ頑張ります。『みんなで同世代頑張っていきましょう』みたいなのは、歳をとるごとに強くなります。
ファンの方々の中にも同世代のお母さんお父さんたちがいるんですけど、『松坂世代です。頑張ってください』『松坂世代(という言葉)を使わせてもらってます』って言ってもらえてます。
できるだけ長くその言葉を使ってもらえるように僕自身まだまだ頑張んなきゃいけないなと思います。



和田

20年って言ったらとんでもない数字だけどどう?
松坂
入った時は20年後の自分は想像できてなかったですし、金村さんとか伊東さんが元気にプレーしているのを見てスゴいなあと思いましたし、すげえオッサンだなあと思いました(笑)
和田
じゃあ(今の)大輔はそう思われてるかもね?
松坂
気になりますね(笑)

和田
大輔の頭の中には『160km近いストレートを投げていた』というのがあると思うんですけど、今のストレートとは間違いなくギャップがあると思う。
松坂
もちろんスピードは出るに越したことはないんですけど、頑張ったところで限界は見えているので、今の僕としては如何にしてバッターに150kmに感じさせるかがキーになるかなあと思っています。
体のコンディションさえ維持できれば戦力になれると思っています。使うか使わないかは上の判断ですけど、戦える状態をずっと維持したいです。

NHK『サンデースポーツ』3月4日放送より